NEWS
お知らせ
開業して1年がたちました。
1年を振り返って
皆様こんにちは。早いもので2022年8月1日で開院して1年が経ちました。開院当初は、近隣の医療機関、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターといった関係各所に連日ご挨拶に伺いました。今では多くの事業所や医療機関から患者様のご紹介をいただいております。多くの方に支えられて、現在のクリニックがあるとスタッフ一同実感しております。本当にありがとうございます。
この1年は新型コロナウイルス感染症の第5、6、7波に重なる時期となりました。当院の患者様でもコロナにかかり治療を受けた方が多くいらっしゃいました。訪問診療でコロナを診る際にいつも感じることは、訪問看護師さんの活躍ぶりと過酷さです。足の踏み場のないようなご自宅で独居生活をされている高齢者もいらっしゃいます。そんな中でも防護服を着用し、健康管理を行ってくれております。本当に頭が下がる思いでいっぱいです。実際に当院ではコロナに感染して重症化した患者様が数名おり、救急要請をしても搬送できずに困ったことが何度かありました。その時も訪問看護師、薬剤師、担当ケアマネージャー様が協力してくださったことで何とか治療をすることができました。
私が整形外科専門医ということもあり、開業当初から運動器疾患の患者様を多くご紹介頂いております。加齢に伴い背中が曲がってきたり関節が変形してきたため、痛みやしびれでお困りの方も多いでしょう。そのお困りの症状に対してどのようにアプローチをして、楽にできるかを一緒に考えていきたいと思っております。「筋力低下に伴い歩けなくなってきたので診てほしい」などの依頼は多く、リハビリテーションの指導などもしております。
当院でみている患者様の多くは後期高齢者にあたり、複数の疾患を抱えている患者様も珍しくありません。同じ疾患の患者様でも、治療方針の希望は異なるものです。当院は患者様とご家族のお気持ちを考慮した上で、その方にあったオーダーメイドの医療を提供していこうと思います。また、少しでも地域でお困りになっている患者様のお力になれたらと思っております。患者様やご家族様からいただく「いつもありがとう」のお言葉が何よりもうれしくて励みになっております。今後も頑張って参ります。
医療法人修志会 ファミリークリニック新小岩 院長 島田秀人